一生恋愛

「おいっ、亮が女子と…しかも自分から組み行ったぞー!!」




「…うるさいんだけど。」




一々うるさすぎる。
あぁ、めんどくさい。



はぁ…とため息をつくと、真由がトントンと肩を叩いてノートを見せてきた。




『めんどくさくてごめんね。嫌ならあたしは大丈夫だから。』



真由を見ると、苦笑い。





「俺は真由がいいんだけど。真由は嫌？」


そういうと、大きく首を横に振った。




「ならいいじゃん。」







そのときの真由の笑顔は、今でも忘れられないほど綺麗で、可愛かった。








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