急に真由がびくっと動いた。






「真由っ!!」







俺は立ち上がって駆け寄る。







真由が動いた!
意識戻ったんだ。

助かるかも…しれない。







でも、その思いは直ぐに崩された。










「先生!!心肺停止しています!!」






「ヤバいぞ。急げ!!」








焦る先生たち。






真由は良くなるんじゃないの?










シャーッとカーテンを閉められる。






遮断される俺たちと真由。









その苦しそうな真由は俺が最後に見た生きてる真由の顔になってしまったんだ。











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