そんなある日、 「真由ーっ!!」 「こんにちは、真由ちゃん。」 宮下くんを膝枕して、少し癖のかかったさらさらな髪を撫でてると、謙ちゃんが入ってきた。 「ん…っさいな。…部長?と葉月先輩。」 「りりり亮っ!! お前今真由に何して貰ってた!!」 「何って…膝枕だけど。」 「そんな関係じゃないくせに、真由をたぶらかすなーっ!!」 .