『謙ちゃん…あたしね、もう長くないの。』 酷く驚いたような顔をする謙ちゃん。 そんな謙ちゃんを見ながら、あたしは続けた。 『あたし、宮下くんと離れるのは嫌だった。 でも、一緒にいると、お互い辛いような気がするの。 死ぬことは決まってるのに、彼といると死にたくないって気持ちが抑えきれなくなって。 だから、あたしは宮下くんと距離を置こうって思ったんだ。 自分勝手だけど、それがお互いにいいんだって思って…』 .