XYZも、同時にアンサーソングを発売で、(チンチャ テーバック)のアンサーソング


タイトルは、

(チンシラン サラン)

日本語の邦題は、

(真実の愛)

である。


今回は、美racle/LadyもXYZもラップ系の曲で、KYUはさほど苦労する事無く録音したが、美racle/Ladyの方はかなり大変で、ボーカルの李昌美(イ・チャンミ)が、日本語でのラップに苦戦して、4曲を録音するのに3日間も掛かってしまった。


今日は、朝からCD発売の告知と言う訳で、美racle/LadyとXYZが一緒にテレビに出まくっていた。


各局を回って告知が終われば、次は握手会やサイン会で追われ、食事する間も無く夜まで頑張った。


全員で、新宿に在る新星MUSIC日本支社に戻って来たのは、深夜ラジオの生放送での仕事を終えた夜中の2時過ぎであった。


空腹感と睡魔に襲われながら、疲れきった身体にムチを打って2階の小会議室に辿り着いたら、そこには飲み物やら食べ物が山の様に並んでいた。


一番に飛びついたのは、ケントとジョージの二人!


あれだけ、


『もう一歩たりとも動けない~!』


と言ってた二人は、脱兎の如く勢い良くテーブルに走っていった。


「そんなに頬張ったら、喉に詰まるぜ!」


って言うと、


『大丈夫なのら~!』


とコーラ片手に上機嫌である。


その二人を見ていた美racle/Lady達も、ジンジャエールやコーン茶のペットボトルを手に取り、一気飲みをし始めている。


フライドチキンや各種ピザ、寿司にローストビーフと、次々に食べていき、1時間後には殆ど食べ尽くしていた。


新星グループの中に在るケータリング会社「NSフーズ」、この会社の料理はお弁当からファストフーズにいたるまで、兎に角美味い!


なんと言っても、ここの会社のシェフは、見習い以外は全員一流レストランで修行してきた達人たちなのだ。


不味い訳が無い!


『このチキン、8種類のハーブがつかわれているし、こっちのビーフ、最高級のA5ランクだぜ!』


と、料理に詳しいケントも驚いている。


「さて、そろそろ今日はお開きにしますか!

明朝7時からなので、遅れないように。」