ダイヤの原石

「なんかさー、こう見たら千尋ちゃんって結構可愛いよな」


遥夏がニコニコと笑いかけた。


「遥夏!離婚よ!」


「いや結婚してねぇだろ・・・」



椿がぼそっと美樹に突っ込んだ。


私はこの3人のやりとりに思わず笑ってしまった。


3人は私が笑ったのを見て驚いていたが、彼らも次第に笑い出した。


あっという間に部屋中に笑い声が響き渡った。


「まぁ、でも少しは自分に自信持った?」


「うん!ありがとう!」


嬉しくって笑顔が自然と出てくる。


椿が近づいてきてポン、と頭に手を置いてきた。


そして私の髪をクシャクシャっと撫でた。


「笑ってるほうが顔がいきいきしてていいぜ!」


私は椿を見上げた。


何だろう・・・この温かい気持ち・・・・・・


「ちょっと!さっき整えたばっかなのに何グシャグシャにしてんのよ!」



「あぁぁごめんよ・・・」