そこには、
ぐったりと倒れている
真っ白な美しい
キツネがいた



フィーナ王女…
だよね?



「大丈夫ですか?」



「うぅ…」



「フィーナ王女!
ですよね?」



「そ…そうよ。
あなたは?」




「はじめまして
麻優といいます。」



「あなたは…
どうしてここに…?」




私は、今までの事を話した…




「…アスリが来てるの!?
私を助けに……」