「ありがとう、レモン。」


私はアスリの部屋へ向かう


コンコン


「誰だ」


「麻優だよ
入るね」





「…レモンから聞いたか?」


「うん。
そのことなんだけど
私は何すればいいの?」



「何って…
立って、フィーナを俺が
助けたら逃げる。」


「本当にそれだけ?」


「今のところな。」



「…ふーん。
それでその日っていつ?」



「…明日だ。」


「…。

えっ!?
嘘でしょ!!
なんでもっと早く
教えてくれなかったのよ!」


「なかなか言い出せなくて…」


「もーー!
アスリったら!!」


明日って急すぎる。
心の準備がー。