【数分後】


…ガチャ

私は扉をあけた



「麻優!」


「分かった、
私、身代わりになる」


もう、
どうなってもいい。

よく考えたら
一回死んでるし、
大丈夫だよ。




「…何言っているんだ?」


「え、フィーナ王女の
身代わりになるってこと…」



「おい、レモンっ
お前は何を教えたんだ!」


「私は、
あの事をお話しいたました。」



「私、ディアブロのところにいる
フィーナ王女と
引き換えに連れて
行かれるんじゃないの?」


「…麻優、そんな事するわけないだろう。」


アスリはあきれたように言う


「…で、でもっ」


「レモンの話を最後まで聞いたのか?」


「…ん?」