最後に大希は私にキスをした。 それは 甘酸っぱくて 切なくて 涙の味がして… とろけるような 最後のキスでした。 もう一度、 もう一度だけ やり直せるチャンス ないの? 神様… どうか… どうかチャンスを…。 大希、 私はこれから どうしたらいいの? いつの間にか 私の大希への想いは 想像より 遥かに大きいものでした。 別れなくちゃ いけない 運命ならば、 最初から 出会わなければよかった。 でも 後悔しても 遅い。