「…フッ…コスプレ…」

「あ!?お前なんかただの変態保健医だろうがよ!!」

「俺のどこが変態保健医なんだよ!!普通に保健医だろうが!!」

「お前が介抱したら余計に症状が悪化すんだろーが!!」


誰だよ、灰を保健医にしたてあげた奴は…。


保健医って言ったらやっぱり……。


「あたしがやったほうが良いだろうが!!」

「………馬鹿か?」

「駄目ですよ!絶対!」

「却下だ。高校生なんて盛り真っ最中だ。食われたいのか?お前は」

「枝真がさよならバージン…。お父さん、どうしたらっ!!」


…と、即刻却下されてしまった。


あたしが教師やるのにそんなに反対しなきゃいけない理由があんのか?


つか、灰は良くてなんであたしは駄目なんだよ!!


あたしの抗議も虚しく、あたしは生徒、灰は保健医として皇華学園へと潜入捜査する事になった。