プラトニック・ラブ




だからあたしはもう一度言った。



「握手して」



いつまでたっても不思議そうな顔をしたまま見つめて来るもんだから、無理やり深谷の手を取ると握った。



ほら。



やっぱり違う。


ぜんぜん違う。



温度も。


感触も。



そしてドキドキも。



何もかもが違った。


同じところなんて1つもなかった。



あぁ。


あたしはやっぱり―――…



「あのさ…このまま友達を続けてくってのはダメ…かな…?」



友達以上にはなれなくても、友達以上なのは確かなこと。


〝ラブ〟じゃなくて〝ライク〟だったらきっと深谷は1番だろう。