あたしは引っ張られ状態でその場を後にする。 緊張しすぎて膝が笑って上手く動かすことができない。 何だろう。 この恐怖のような心細いような感覚は。 広い広い敷地。 これを全て把握するのはきっと半端なことじゃないだろう。 考えるだけで頭が痛くなる。 厨房に着くと、ざっと数えて6人くらいの男の人が料理をしていた。 カウンターにはもう料理が並んでいる。 う、美味そう…っ!! 心の中の第一声がこれだった。