急に恐くなった。 このまま浮かれポンチで妻になんてなったら、それこそこの先の人生どうなったもんか想像できない。 「何であたしなんかが…?」 疑問たっぷりにそう呟いたあたしに、ソイツはとんでもないことを言いやがった。 「気に入った」 「…は?」 あたしは目を点にして唖然とする。 そんなあたしに訊かせるように、ソイツはもう一回言った。 「お前、気に入った」 そう言い終わると、ニコっと明るく笑った。 …笑えねぇッ!! 全く笑えない。 苦笑いもできそうにない。