笑顔で言った。 確かに、空が行っちゃうのは悲しいけど、 そんな悲しい顔してる空を見る方が悲しいから。 「つくし…」 「私はいいから!行ってらっしゃい」 そう言って微笑みながら手を振る。 すると、ギュッと抱きしめられた。 と思ったら、ふわっと体が浮いて、座っていた棚から降ろされた。 「じゃあ一つお願いしていい?」 「何?」 「一緒に来て」 にっこり笑って手を出す空。 「つくしを一人にすると怖いから。来てよ」 そう言われて、手を握られる。