笑うとそんなにクドさを感じさせない、優しい笑顔。 『待たせてごめんね!寒いよね。そこのファミレス入ろうか?』 公園から程近い所にあるよく莉奈と行くところだった。 『うん!寒っ!行こう。』 莉奈がスタコラと先に立って歩き出す。 私と彼は、後からついていく。 『名前聞いていいかな?俺は、大原 貴也。よろしく。』