悪役ヒーロー見参!!



栗の提案には賛成したいけれど、私だってわざわざ嫌な思いをしてまで肝試しなんてしたくない。


だからお化け役に立候補しようと挙手した。


「私っ、お化け役に立候補する!」

「ダメだろ」

嵐の冷たい横槍に、口を閉じるしかない。


「さっき栗が言っただろう?俺たちがお化け役になれば、意外性がなさすぎるんだよ」

「だって、だって…」

怖いのは嫌で、でも肝試しには強制参加で、お化け役もやったらいけなくて。


じゃあ私はどうすればいいんだ。