動かしすぎて手首が腱鞘炎になりそう。 がっくりとうなだれている私たちとは違って、栗は何だかうれしそうだ。 ていうか、さ。 「栗、教えてもらわなくっていいんじゃない…?」 あのありえない量のプリントをこの時間でできるぐらいの力があるなら、嵐に教えてもらわなくてもいいんじゃないか。 ちょっとだけそんなことを思ってしまう。 すると栗は頭をぽりぽり掻きながら、 「まだまだ全然やって」 「あぁそうだ。もう少し問題文をちゃんと読んで解答しろ」 「あっはー。すまんねぇ嵐」