悪役ヒーロー見参!!



ピッと背筋を伸ばして、私は生徒総会に集中する。


一時はどうなることかと思ったけれど、空也は結構真面目に説明している。

なんだ、やればできるんじゃない。


「くーちゃん思ったより真面目にやっとるんね」

「うん、意外と」

「当たり前だろう、生徒会長が真面目にやらなくてどうする」

嵐のツッコミに頷きたい。
そうだよね、と同調したい。


…でもさ。
今までの行いから見て…ねぇ?

そんな常識があいつに通用しないことぐらいわかるでしょ。


「――以上、生徒総会しゅーりょー!生徒諸君はさっさと解散!」


ほらぁ、またそういうことするし。