悪役ヒーロー見参!!



でもね、私だってまさかここまでとは思わなかったんだ。

だってほら、私そういうのに免疫ないし。


部室の前でためらっている私たちに、部員が目を留める。


「あれ、三枝さん?」

「ほんとだ、会長もいる」

「デートですかぁ?」

「わかる!?やっぱそう見え「違います」」

世にもおぞましいことを言い出す部員と空也を一蹴し、私は控えめに質問する。


「あの、一体何して…?」