悪役ヒーロー見参!!



みんなが空也をいじるのをやめて、考え込む。

最初に挙手したのは、サックスを抱えたギャル。

その髪の毛盛りすぎだろどういう神経してんだよとか、もう突っ込まない。


「あたしぃー、かいちょーがホスト?的なのしてくれるんだったら行ってみたーい」

「ほ、ホスト?俺が?」

「あー、それいいかもー」


周りのギャルたちもきゃぴきゃぴ騒ぎだす。

まぁ私に面倒事が回ってこないなら何でもいいけど。

「ねぇかいちょー、あたしと付き合お?」

トランペットのギャルがそう言いながら空也にベタベタひっつく。

白に近いぐらいの金髪が眩しい。


私帰っていいかな、そろそろ立ちっぱなしの足が疲れてきた。