「…栗」 「なんだべさ」 「念のため聞いとくけど。さっきの集団、栗の仕業じゃないよね…?」 栗の顔がぎくりと強張る。 まさか栗。 「あ、あんた、まさか仕組んで…」 「いやぁ、何のことかな?」 あの栗が標準語を使った。 もうこれは間違いない。 「栗!あんたねぇ、いい加減にしなさいよ!」 「えぇっ、な、なんでわかったの?」 「標準語よー!あんたは怒った時と嘘つく時、標準語になるのよー!」 「嘘ぉ!?こ、今度から気をつけるぜよ」