総ちゃんの存在は、私の生活のなかの一部だった レツやツカサ ハルマと同じぐらい大好きだった。 男のロマンを教えてくれた総ちゃん 友達になってくれてありがとうと言った総ちゃん 「…そうちゃーん…そ…うこ…遊びきてね…」 泣きじゃくる私にニカッと総ちゃんは笑うと、かがんでいた足を伸ばして 「もちろんっ」 嬉しそうに笑った。 レツは言った。 これは別れじゃないと だから待ってるよ また総ちゃんと会える日を………――