だめだ。ここでこんな事にったら皆にバレる 私がイラナイって… 「…ッはぁ…はぁ……は…はぁっ…」 袋が見当たらない。自分の部屋以外でなるのは初めてだからか、頭が動かない た…すけて…… 苦しい……… その時、カチャンっと開かれた扉からメッシュ頭が見えた気がした。 ソファーの上でうずくまる私に 「ジュン!!!」って大声をあげていたと思う。 あぁ、あれはきっとレツだ。 ヒューヒュー鳴っていた私のノドが、次第に小さくなり 袋が私の口元にきたのが分かった。