「それで聞いたってか……!」 なんて図々しい母親だ。 それでOKする方もする方だよ。 「わかった。晴彦といたら頼もしいからな」 「んじゃ近いうちに晴彦君と連絡とるのよ」 「わかった。ありがとう母さん」 オレは食器を片付け部屋を出た。 オレと晴彦は家が隣同士で親が仲良かった為、オレもよく晴彦に遊んでもらっていた。 しかし、オレが晴彦を妙に意識し出したのは中1の頃だっただろうか。