「優真のお見舞い、来てくれてありがとう…」 「い、いえ」 「優真…家に帰ってくるなり由梨那ちゃんの話ばかりするの。それぐらい大切な彼女なのね…これからもよろしくね」 「…は、はい」 嬉しかった。 優真がそんなにあたしの事を思ってくれていたなんて。 これからも…優真と一緒にいようと心に決めた。 でも… ーーーあいつだけは許せない