ウゥーー… ウゥーー… …しばらくして高校に警察が到着した。 「大丈夫ですか!?犯罪者はどこに!?」 「…ここです…この人です………優真が…優真が…」 「落ち着いて下さい。君、この方を加害者の方が運ばれた病院にお連れしなさい」 「はい」 あたしはその後の記憶がない。 おそらくショックすぎて意識がなかったのだろう。 気付けば優真の病院の前にいた。