嫌だよ・・・そんなの・・・絶対に嫌だよぉ......


「明音ちゃん。先生に言って俺さ、別のチームに入れさせてもらうから」


「ちょ・・・長谷川君!」


「いやぁ~~俺も散々、人の事傷つけてきたから・・・潮時ってやつ?俺の噂、知ってる?」


長谷川君は木漏れ日の光に照らされてキラキラと輝いている。


「・・・・知らないって言ったら嘘になるけど....」


「でしょ?あんな男が、また女の子泣かせたーーとかなったら俺もヤバいわけよ」



なんで軽く言えるの?



嫌じゃないの?




「違う....違うよぉ....長谷川君は悪くない....噂を流してる人が悪い....」