そう思ったとたん
あたしは強い衝撃を頭に感じた。

「ッ!いっ…たぁ……」

「いい加減、起きねーと殴るぞブス!」

「うるさいっ!朝っぱらから何!?」

そう言って、あたしはベッドの横に立ちこっちを睨むクソガキを睨み返した。

「は?てめーが5分も10分も目覚まし鳴らしっぱなしだったから、俺が止めに来たんだよ!そしてそのついでに起こしてやったんだよ。感謝しろってーの」

そのクソガキはそう言い捨てて、部屋を出ていった。

…なんなの、あいつ。

自分がモテるからって人の事ブス扱いして。