昔昔、世界で1つだけとても大きな国がありました。


その大きな国は、ワード国と呼ばれています。



周りの国々は、ワード国のとても強い戦力に敵わず、その国の言いなりになっていました。




その国に少しでも歯向かったり、その国の姫―――″アイリス様 ″の機嫌を損ねるようなことはしてはいけない。


これは小さい子供でも知っている、無言の了解でした。


それを破ると戦争になります。




その戦争でいくつの国がなくなってきたことやら・・・






そして姫は陰でこう呼ばれるようになりました




″世界で1番わがままな姫 ″




と・・・・。