第4クォーターが始まったが、
点差はなかなか、詰まらない。

しかも、連戦の疲れからか、動きにも、
精彩を欠いてきていた。



千奈「あー、華子ぉ、何やってんだよぉ」


佐紀「ちょっと、動きが、重いね」


雅美「ナツさん、もう、
   動けないんじゃないの?」


梨沙「マキさんも、動いてないじゃん」


友理「まさか、諦めたんや、ないやろな」


千奈「だったら、許さないんだから」


佐紀「そんなこと、ないんじゃない?
   みんな、一生懸命、走ってるよ

   それより、応援、応援」


梨沙「あっ、ゴメン、ゴメン。
   みんなー、行くぞー。

   パワー、注入だー」


全員「ディーフェン」(チャッ、チャッ)

  「ディーフェン」(チャッ、チャッ)