部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


ようやく、友理が走ってきた。

膝に手を付き、ハアハア言っている。


友理「みんな、早いわ。
   高校になると、ちゃうなぁ」


明美「あんた、関西?」


友理「はい、神戸に、いてました」


明美「そう。じゃあ、こっちね」


明美は、再び、走り出した。


友理「みんなは休めて、ええなあ」


そう言いながら、友理も後について
走り始めた

途中で右に曲がると、
裏山に続く坂道が、現れた。


友理「やっぱ、こうなるんやないか、
   思うてたんや」


ぶつぶつ、つぶやきながら上って行って、
下に降りると、また元の所に、出て来た。

そこではまた、皆が、待っていた。


明美「ここ、3周ね。
   今日は説明だけだから、
   1周にするけど」


そう言って明美はまた、走り出した。


友理「えー、うっそぉー」


友理もまた、渋々、走り始めた。



友理が、校門まで来るとまた、
皆が待っていた

皆の所まで行くと、膝に手を付き、


友理「みんな、何で、こんな、速いのん?」


明美が、友理の前に来て、


明美「あんた、もっと速く走らないと、
   置いてかれるよ」


友理「あっ、はい。
   一生懸命、走ってるんですけど…」


佐紀「まっ、友理は、こんなものだよね。
   さあ、行くよ」


友理の背中をポンと叩き、
佐紀は、明美の後をついて行った。


友理「うん」


友理も、ハアハア言いながらその後に続いた