佐紀たち1年が、体育館で、
練習前に、シュートを打っていると、
明美が入って来た。


明美「あっ、いたいた。
   あんたたちは、外。

   靴を履きかえて、校門に集合ね」


佐紀たちは、顔を見合わせて、


佐紀「外?」


友理「なんか、嫌な予感がするわ」



佐紀たちが校門に行くと、明美が待っていた


明美「じゃあ、1年生は、基礎練から。
   私の後に、付いて来て」


そう言って、明美は走り出した。

佐紀たちも、後に続いて走り出す。

しかし、明美は、結構速かった。
必死で、後に付いて行く佐紀たち。



明美は、神社の鳥居の前で止まった。

後ろを振り向くと、誰もいなかった。

しばらくすると、佐紀たちが、走ってきた。


明美「じゃあ、こっちね」


そう言って、神社の中に入ろうとした。


佐紀「あっ……、すみません、
   もう一人、いるんですけど」


明美「えっ。ああ、そういやぁ、
   あのデカい子が、いないわね」


雅美「もう少ししたら、
   来ると思うんですけど」


明美「じゃあ、ちょっと休憩」