部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


そして、千夏が、


  「みんな、ありがとう。

   そして、数々の行い、
   深く、反省しております」


千夏のおどけた言い方に、皆、笑顔になる。


  「今思えば、何であの時、
   もっと、ちゃんと
   しておかなかったのか。

   そんな後悔で、一杯になってる。

   みんなは、一生懸命、
   練習してください。

   そうしなかった、いい見本が、
   ここにいますから」


千夏が、少し涙声になって、言葉に詰まる。

少しして、


  「でも、マキも言ったように、
   最後の1ヶ月は、
   一生懸命、やったよ。

   キツかったけど、楽しかった。

   バスケって、こんなに楽しいんだ、
   ああ、部活してるんだって、思った。

   今は、もっと続けたいと思ってる。

   前は、県へ行って、
   1試合出来たらよかった。

   でもきょうは、勝ちたかった。

   もっと上へ、行きたいと思った。

   もう、遅いんだけどね。

   こんな気持ちにさせてくれた
   2年生には、感謝しかありません。

   ありがとう、そして、ゴメン!」


そう言って、頭を下げた。


そして、和美、七海、佳奈、瑞希が、
次々と、感謝の言葉を、言って行った。

最後に明美が、


  「みんな、ありがとう」


そう言って、3年生全員、頭を下げた。