部活~ウチらバスケ部~高校編     第1部


試合が終わると、弥生たち3人は、
緊張を解いた。

弥生が、大きく息を吐いて、


  「なんとか、勝ったわね」


そう言うと、矢島が、


  「いいチームじゃないの。

   ヤァから、問題のあるチームと
   聞いてたけど、
   そういう風には、見えなかったわね」


弥生も、

  「ええ、精神面とスタミナに、
   ちょっと、問題があったんですが、
   今見た限りでは、いいチームに
   なってましたね」


矢島は弥生から、今の2年生が1年の時、
現3年生から、辛く当たられていたと、
説明を受けていた。

だから矢島は、佐紀の言葉が、3年生を
庇っているように、思ったようである

矢島は、佐紀を見て、


  「あなたの言う通り、頑張ってたわね。
   じゃあ、次も、見させてもらおうかな

   ホントはね、大した事無かったら、
   帰ろうと思ってたんだけど」


  「ぜひ、見て行ってください。
   お願いします」


  「わかったわ」


  「じゃあ、ちょっと下へ行ってきます」


  「後で私たちも、坂井コーチに
   合いに行くわ」


佐紀は、皆の所へ降りて行った。