震えは止まったみたいだけど…雷は止まないまま。 その所為か、柚は俺にベッタリだ。 このままでもいいんだけど…さすがに俺の理性が…。 とりあえず、他の奴らに連絡だな。 俺はポッケからケータイを取り出して、大地に電話した。 『陽太?! 椎名見つかったか?!』 「おぉ、今隣にいる。んでさ、動けねーから、先帰っていいぜ」 『そうか? わかった。んじゃまたな〜』 「おう」 ケータイを閉じ、ポッケに閉まった。 さてと…どうすっかなぁ。 柚が動けるとは思わねーし…。 しゃーない。