「なんですか?これ」 アルバムの中の一枚に貼られたメモ。 それに書かれた文字を指差していた。 【茶× コーヒー○】 「ああ、ソイツに茶を出すと、 コーヒー出せよって言われるみたい」 毎回言われるのめんどいから、 アルバムと、携帯にも そうメモられているはずだ。 「いっつも日本茶出すんですか?」 「うん。俺が好きだから。 それに‘茶を出す’って言ってんだから 日本茶でいいじゃんなあ?」 同意を求めると、 彼は笑って頷いた。 「おれも好きですよ、日本茶」