そう思って服に脚を通してみる。
…やっぱり無理!!!
「斎藤さん…これ以外ってないの…?」
「うーん、あとは…バニーガールとかになっちゃうけど?」
「…これで我慢します。」
そもそも、バニーガールって学校的に大丈夫なんだろうか。
チャイナとバニーで言ったら、絶対にチャイナを選ぶよね?
「…なにこれっ、ヒールが高い!!」
がさっと私が紙袋から取り出したもの。それは、白いパンプスだった。
…これ、何センチあんの?私、こんなのはいたことない・・・。
「白河さん、出来たぁ?」
「えっ?あぁ、うん…。」
斎藤さんにせかされてしまったので、しぶしぶパンプスと履いて顔を上げる。
「斎藤さん、どうかな?」


