大【じゃあこれだけは言っとく。元カレにも言ったけど、俺は絶対美咲を幸せにしてみせる。俺は美咲の事何があっても好きでいるからこれだけは忘れないで… 美咲を信じてる。 じゃあ、おやすみね ばいばい】 ひろ君が私と“美咲”としてメールをしたのはこれが最後だった。 『ばいばい』、だなんて。 最後に相応しい言葉を残したひろ君に、私は含み笑いが止まらなかった。