「圭(ケイ)ちゃ……も…無、理…」 「もっと声聞かせてや?莉奈」 キシッとベッドが軋む音がする。 静かな莉奈の部屋では、時計の音と莉奈の消えそうな喘ぎ声しか聞こえない。 「もっと…もっと……感じた、い」 さっきは無理だと言ってたくせに。 そんなこと言われると、止めたくなくなるじゃん。 「どっしよかな~」 「圭ちゃ……もイこ……」 そして、僕と莉奈は一つになった。