…………っ!!


バ、バカ女!!眠いのを我慢していただけかよっ!?


あんな雰囲気であんなこと言われたら勘違いするだろ!?



「……ったく」



ラミカの体を床にゆっくり寝かせて、布団をひいた。そして抱っこして、布団の上に寝かせて毛布をかけてやった。



かわいい寝顔を見て、ラミカの言葉を思い出していた。



初めての嫉妬に束縛か……



今までの俺ならそんなめんどくさい感情をもつ女とは付き合わなかったけど……


ラミカにならいいや。



逆に嬉しい。



だから今はゆっくり寝ろ。もう何も心配することなんてねーから。




「おやすみ」



初めて言った“おやすみ”と一緒に、寝顔にキスを落とした。