幸せの見つけかた

2人で食べるカレーは、最高に旨かった。



いや、香織さんの料理は何でも旨いんだけど。




そこで建設部に異動になったことを話したら、すごく喜んでくれた。




ますます、やる気が出てきた。





後片付けも手伝った。



普段は面倒くさい皿洗いも、彼女と2人なら、なんだか楽しい。






「香織さん、朝メシって、なに食うんですか?」



皿の洗剤を流しながら、横に立つ彼女を見た。




「んー、いろいろ。パンの時もあるし、ご飯の時もあるし。」



「ご飯って… おかずも作るんですか?」



「簡単なやつだけだよ。シャケ焼いたりとか、卵焼き作ったりとか。」



「卵焼き! 俺好きなんすよ。 あー、このまま泊っちゃおうかなぁー。そしたら朝メシに、卵焼き作ってくれます?」






「えっ… 泊る?…」




うわっ! 俺なに言ってんだ!