「稜さんと姉貴どこ居たの?」「悠には秘密♪」
「姉貴ずりぃ!!!!!」
『空が綺麗なとこ。』
場所ぢゃないからいいよな?
「ー…しゃぁない!!!
悠、絶対に言わない??」
「!!言わない!!」
『稜、教えんの?』
「おう、屋上行ってたんだ♪」「屋上…?」
「おう♪」
「いいなぁーー!!!!」
『悠、声でかい!!』
ねむい…………
『あたし帰るな?』
「かえんの?」
『うん。』
「姉貴、ありがとうな?」
『うん。ぢゃぁな』
帰ってなんしよ。
「そこまで送る。」
『稜?来なくていいぞ?』
「だから…受け付けまで?」
『ふーん?』
稜はあたしの頭を撫でる。
暖かい。
「んぢゃ、きぃつけて帰って な??」
『ハイハイ。』
「…亜衣っ」
『何?』
「明日も来る?」
『来る。明日も一緒に空、 見に行こうよ。』
「…了解!!!」
また見たいなー。
あの空。


