いつもとなりにはキミがいた

「けけどなによ？」



「遅くなるなよ？ なんかあったらケイタって、おまえまだケイタイ持ってなかったんやな。」



「悪かったですねーだ！ 大丈夫やから！ そんな遅くならんし。」



なんて言って雄ちゃんを遮って早足でシュウ君の家に向かった。




これでよかったんやんな？



雄ちゃんだって、彼女出来たこと隠したんやし。



うちにだって秘密の一つや二つあったって悪くないやろ？



時期が来たら話たらいいんやし〜〜



なんて軽く考えてたのが悪かったのか‥‥‥



あんなことになるなんて‥‥‥‥