「今日はどうしたの?長谷川君。」 「夢を見ました。」 「ああ。俺は精神科医じゃない。」 「知ってるんじゃんないんですか?」 「追われたか?」 「はい。追いつかれました。」 「何!?殺されなかったのか?」 「はい。何度も刺されました。逆におれが刺しました。」 「!?本当か?」 「はい。」 「…。」 「普通殺されるんですね。」 「…ああ。」