「松元さん、何おかしいこ…」

「見た。」

「倒れる前に見た夢は?」

「な、何聞いて…」

「白い台にのせてられて、死んだ友達が見えて、暗闇の中からぼそぼそなんか聞こえるの。」

「有り難う。それでその後の夢は?」

「死んだ友達が鋭い何かをもって殺そうとする。」

「…有り難う。寝てる?」

「寝たくない。殺されるから。」

「…。」