不良彼氏は正反対


廊下の方から、


慧汰と女の声がした。


この声・・恋華に似てる。



「ごめんなさいっ!!」

「いや、俺も悪かったから」

「あっ!!」


ドサッ。


「わりぃ・・」

「全然大丈夫です!」



声はやっぱり恋華だった。


あれ?

あれって抱き合ってるって言わない
か?



恋華が慧汰に手を貸して・・

慧汰がよろけて


倒れこんだ・・・・・・だけだよな?



なのに・・

いてぇー・・・・・・。



分かんねぇけど、胸の奥がすっげぇ
痛いんだ・・。



「ひゅー!慧汰やんな?」

「はぁ!?偶然だろーがっ!」

「ごめんなこいつ、恐いだろ?」

「え?恐くないですよ?
それに・・まだよくあなたのこと知らない
ですし・・分かんないですけど、
優しくないですか?」



なんでなんだよ・・・。