「そう・・・。恋華は・・友情より
愛情をとるの・・」

「え?そうゆうわけじゃ・・」

「弱いやつに限ってそんなやつばっか
りなんだから・・」



莉藍、

あたしが馬鹿だからかな。

莉藍の言ってる意味が分かんないん
だ。



「莉藍・・?」

「恋華は大好きよ?大切な子。
今まで会って来たゲスみたいな女とは
違う。だけど・・どうせ離れていくか
らあたしから突き放してあげるね?」



莉藍の口調と表情はさっきまでと
違って


優しいものになっていた。

だけど・・・
なにか違う。


突き放す?どうゆうこと?



「恋華、もう・・友達じゃいられない
の。バイバイだよ・・」

「え!?どうして・・?」

「どうしても・・
あんま近寄るな・・・」



莉藍はあたしの掴もうとした手を
はらった。



「大丈夫・・・恋華が別れたら
また友達になれるから・・」

「どうゆうこと?莉藍!?」