不良彼氏は正反対


ぶはっ・・・

柾輝は、
蜜輝に言われたとおりすぐさま
静かになっていた。


なんだこの上下関係。


笑える兄妹だよつくづく。



「ちょっとあたし出かけてくるわ」

「そうか・・」

「膳は急げのお節介だから」

「?」



蜜輝は意味の分からん言葉を残して
そそくさ

出かけて行った。


お節介?

どうゆうことなんだろうか。



「絶対恋華ちゃんに会いに行ったな
ありゃ」

「まじかよ・・」

「愛斗にお節介したいんだろ」

「蜜輝・・・」



お前は・・・なにをするつもり
なんだ?


どうして、

そんなに動いてくれるんだ?



このまま、
俺も黙ってるだけじゃだめだよな。

まだ
前リーダーの言ってたこともいかせ
てねぇし。

隙を見つける?違ったな。


俺がつくってやるとか・・・
しねぇとな。