もう、
恋華の顔は見れねぇな。
見てはいけないんだ。
その潤んだ瞳に俺はやられてしまい
そうだから。
心をもっと奪われていまいそうだか
らさ・・・。
だけどもう、
この思いは届かないんだろ?
俺は・・・・・・・
諦めるしかないんだろう?
あのとき、
恋華に別れを告げた日・・あの日
みたいに
俺の元に選択権なんてもんは
もう存在してくれないんだよな。
俺はやはり・・・
間違っていたのだろうか?
「愛斗さーん。遅いじゃないっスか」
「わりぃな・・セキ」
「いえ、でもなんだか・・・
表情重いっスよ?
もしかしてあのメイドさん・・・・
恋華さんですか?」
「なんだよ・・知ってんのかよ・・」
セキ、
お前の勘の良さも大したもんだな?
お前はいつも
恋華が来る日は集まりに居なかった
のにさ。


